ピッツバーグ大学大学院卒。計算機科学の博士号を取得した医師であり、国立情報学研究所客員教授、理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP) 客員研究員。2009年、国立保健医療科学院に赴任して以来、医療用人工知能の研究開発に携わってきた。また、医療や公衆衛生の情報化に関する政策評価研究を進めている。
新潟大学歯学部卒。国立保健医療科学院統括研究官として、歯科保健に関する疫学研究、並びに、人材育成に携わる。本研究班においては、医療用人工知能技術の歯科応用について分担した。
東京大学医学部保健学科卒。国立保健医療科学院において、保健や医療、福祉サービスの医療経済学的な評価に取り組んできた。我が国における医療技術評価(HTA)研究をリードしており、中央社会保険医療協議会を通じた政策応用を進めている。本研究班においては、医療用人工知能技術の医療経済学応用について分担した。
大阪電気通信大学大学院工学研究科修了。感性情報学の立場から、ビデオゲームと人間の認知や疲労の研究に取り組んできた。ここ数年間は、同大学岡本悦司教授と共同し、データウェアハウスによるビッグデータ解析やレセプトデータの利活用に取り組んでいる。本研究班においては、医療用人工知能の保健医療行政への応用について分担した。
大阪大学大学院医学研究科修了。近畿大学講師、国立保健医療科学院統括研究官を経て、福知山公立大学教授に赴任。レセプトデータ解析のトップランナーであり、厚生労働科学研究「保健医療福祉計画策定のためのデータウェアハウス構築に関する研究」や「レセプトデータを利活用したデータヘルス事業の現状と課題」などの研究班代表を務めてきた。本研究班においては、医療用人工知能の保健医療行政への応用について分担した。
札幌医大卒。横須賀米海軍病院、茅ヶ崎・大和徳洲会病院を経て、米国家庭医療科レジデント、老年科フェロー。北海道松前町立松前病院院長を経て、札幌医大教授。専門は総合診療。日本プライマリ・ケア連合学会副理事長として、プライマリ・ケアに関する啓発活動に携わる。本研究班においては、医療用人工知能技術に関する医師の技術受容について分担した。
京都大学大学院工学研究科修了。立命館大学理工学部助手、京都大学経済学部助教授、京都大学学術情報メディアセンター助教授を経て、2007年より国立情報学研究所教授。本研究班においては、医師の学術認証基盤について分担した。
千葉大学大学院医学薬学府博士課程修了。厚生労働省雇用均等児童家庭局母子保健課課長補佐、医薬食品局血液対策課課長補佐を経て、千葉大学医学部附属病院病院長企画室にて医療機関の経営幹部を育成を目指す「ちば医経塾」に携わっている。本研究班においては、医療機関の幹部を対象とした医療用人工知能教育について分担した。
京都大学工学部卒。京都大学情報学研究科システム科学専攻助教を経て、名古屋大学工学研究科物質プロセス工学准教授。JSTさきがけ研究員。中枢系の疾患を対象として病院や研究機関と連携して臨床データを収集し、てんかん発作の予測研究などを行っている。本研究班においては、医療機関の幹部を対象とした医療用人工知能教育について分担した。
東京工業大学大学院総合理工学研究科修了。東京工業大学部署大学院総合理工学研究科 助教、国立保健医療科学院健康危機管理研究部を経て、芝浦工業大学システム理工学部准教授。コンピュータシミュレーションを利用した公衆衛生・健康危機管理・医療制度の分析に取り組んできた。本研究班においては、人工知能の健康危機管理への応用について分担した。
(このサイトは2017~2018年度に活動した研究班の成果物で、所属・肩書きは当時のものです)